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アルバイトとしてベビーシッターに就くには

多様化する保育施設の形

保育の仕事は保育園だけにあるわけではありません。
年々高まる保育施設のニーズに合わせ、様々な形で保育に関する仕事も登場しています。

特に保育園では未満児保育という位置づけとなる乳児保育には非常に高いニーズがあり、そのための仕事の代表的なものとして「ベビーシッター」があります。

ベビーシッターとは、保育を希望する人の家に訪問し、契約で決めた時間内そこで保育をしていくという仕事のことです。

日本ではあまり一般的な仕事ではありませんでしたが、欧米では昔から当たり前に利用されてきたアルバイトであることから、日本でも少しずつ浸透してきています。

ベビーシッターとして勤務をするために特に何か資格が必要というわけではないのですが、就業をする前に資格をとっておくと実務に役立ちます。

保育士の資格があれば一番問題ありませんが、より少人数の子供を見るベビーシッターなら民間資格のどれかを取得しておけば十分です。

ベビーシッターの民間資格は、全国保育サービス協会の実施している「認定ベビーシッター」が最も有名です。
他にも大手通信教育企業や保育系専門学校で独自に実施しているものがあります。

大学や短大の保育関連学科の学生さんが学業と実務を兼ねてアルバイトをするということもよくあります。

ベビーシッター派遣会社に登録をする

ベビーシッターとして勤務をするための方法として最も簡単なのが、ベビーシッター派遣会社に登録をすることです。

ベビーシッター派遣会社は全国にあり、登録をしておくことで依頼を受けた家庭を訪問し、そこで仕事をしていきます。

個人的に近所の人から依頼を受けて行うという事も勿論できますが、間に会社を通しておくことで万が一のときの責任やトラブルに対応しやすくなります。

実際のトラブル事例として、お金やものがなくなったり、室内のものを破損してしまったりといった場合があります。

ベビーシッターとして勤務をするときの料金は地域や企業によって異なりますが、だいたい時給1000円~1300円くらいとなっているようです。

派遣として登録をするとき、何らかの資格があるとその分時給額が高くなったり、同じお客さんからのリピートも受けやすくなります。

派遣登録において指名制をとっている企業もあるので、直接指名を受けられるようになれば時給額2000円以上になることも珍しくありません。

登録できるのは一社だけではありませんので、より待遇のよい会社を見つけて複数の場所から依頼を受けるようにすれば定期的に仕事をしていくことができます。

未経験の人もベビーシッター登録をするときに研修を受けさせてもらえることがありますので、そのあたりも勤務先選びで気にしておきたい点です。