ベビーシッターは「保育士」と何が違う?

保育士の資格が必要となる職場とは

保育に関する仕事はたくさんありますが、その中でも最も使用範囲が広いのが「保育士」です。

保育士は保育園や保育所で勤務をするときに必要となる国家資格で、資格を取得している人でなければ「保育士」を名乗ることができないとともに、一定規模以上の保育施設では必ず置かなければならないと定められています。保育士の資格を取得するためには大学や短大、専門学校などで保育士養成課程を履修するか、もしくは保育士国家試験に合格しなければいけない事となっています。

簡単に取得ができる資格ではないため業界内の位置づけも高く、保育施設以外にも福祉施設や医療施設などでも多く求人があります。ただし保育を行う施設では保育士資格者以外でもできる仕事があります。保育士の配置義務がある施設としては、乳幼児を10人以上入所させている乳児院や母子生活支援施設、児童厚生施設といったところがあります。

細かくは「児童福祉施設最低基準」によって細かく配置基準が定められていますが、特に専門知識が必要な場所では必須となっています。一方で障害のない子供と一緒に遊んだり世話をしたりといった仕事においては、厳密に何らかの資格が求められるわけではありません。

ベビーシッターもそうした特殊な資格が必要とされない仕事の一つで、未経験の人であっても仕事を受けること自体は違法ではありません。ただし実際の保育の現場においては専門的な知識を求められることも多いので、会社を通して勤務をする場合には民間資格の取得を求められることがあります。

ベビーシッター資格を取る意味はある?

保育士の資格を取得するときには、保育に関する数多くの科目を履修します。

必修科目となっているのは全51単位で、保育原理や教育原理、児童家庭福祉などといった総論から、保育の心理学や食と栄養の知識などの専門分野までが含まれてきます。保育の仕事をしていくためには絶対的に便利な資格といえますが、短時間のベビーシッター勤務においてはそこまでの深い知識は必要とされません。

ベビーシッター向けの資格として最も有名な全国保育サービス協会の「ベビーシッター資格認定試験」においては、満18歳以上の人を対象に、一定期間の実習の後に筆記試験を受けることで取得ができるようになっています。実務経験が必要となるのでやや手間がかかりますが、筆記試験そのものは決して難易度が高い資格ではありませんので、気軽に取得を目指してみるとよいでしょう。

実習や試験で学ぶ内容は、乳幼児の発達や健康管理、事故を未然に防ぐ工夫といったかなり実務に則した内容です。保育士資格を取得している人も、乳幼児が多く集まる施設で勤務をするためにベビーシッター認定試験を受けることがあります。

両方の資格を持っていても損は無い


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保育士の資格とベビーシッターの資格は、両方持っていれば働くうえで強力な武器になります。

実際に保育士の求人サイトを見てみると、保育士とベビーシッターの仕事がどちらも存在するうえ、双方の資格保持者または経験者を優遇する旨が募集要項に書かれていることも少なくありません。就職先を見つけるうえで有利となるほか、選択肢が増えるという点では、キャリアアップのために転職を検討している人にも役立つでしょう。育児に関する資格は、国家資格である保育士を筆頭に、ベビーシッターまたは幼稚園教諭程度しかありません。

そのため、子育ての能力を有してることを具体的に証明するためには、ベビーシッター資格の取得が非常に有効な方法なのです。