職種形態の幅広さ
保育に関わる仕事として、最後に紹介するのは「幼稚園教諭」についてです。幼稚園教諭というのは、学校教育法に基づき、幼稚園で教育を行う教員のことを指しています。
職種の形態というのは幅広く存在しており、職階制度が取られていることがポイントの1つとなっています。
仕事の内容として、「副園長」や「養護主幹教諭」「栄養主幹教諭」などについては幼稚園教員としての免許を取得している必要があります。
これは保育士の資格とは別物であるため注意しなければなりません。
資格の取得については、別項目で詳しく紹介します。
では、幼稚園教諭の数と状況というのはどのようになっているでしょうか?
この仕事も保育士と同じく、女性が主体の職場となっています。
2011年現在、男性の幼稚園教諭が7318人であるのに対して、女性の幼稚園教諭が10万3084人という状況にあり、圧倒的な数の違いです。
もちろん男女雇用機会均等法によって男性と女性で採用を差別してはいけない、というルールが定められているものの、需要も供給も女性を中心としている、というのが現状となります。
ちなみに、「園長」になるためには幼稚園教諭としての資格は必要ありません。
園長はあくまでも直接教育を行う人ではなく、方針を決めたり、経営を行っていく立場であるためです。
知っておきたいこと
では、幼稚園教諭になるにあたって、知っておきたいことについて紹介します。まず1つ目は「幼稚園教諭になるには」ということです。
保育士と同じく、ベビーシッターとは違って、幼稚園教諭は国家資格によって認可が行なわれている仕事です。
そのため、基本的には資格の取得を目指す、というのが第一段階となるでしょう。
ただし、資格さえあれば仕事がある、というわけではなく、同時に職場探しいうことが必要となってきます。
この両面から、幼稚園教諭になるための方法について考えます。
次に「幼稚園教諭のやりがい」についてです。
これについては、ある意味では保育士におけるやりがい記事と内容がかなり似通ってしまうかも知れません。
実際に幼稚園教諭として仕事をするにあたって、どのような魅力があるのか、知って頂ければ幸いです。
最後に「幼稚園教諭の給与」についてです。
仕事の形態自体は保育士とそれ程大きな違いはありませんが、報酬体系においてはどうでしょうか?
子供と関わる仕事における報酬を、より具体的に知ることで、自分がなりたい仕事を考えてみましょう。