派遣で保育士として働く
保育士としての働き方にはさまざまな形態があり、例えば以下のような形があります。
- 正社員
- パート
- 臨時職員
- 契約社員
- 派遣社員
などさまざまな選択肢があります。
その中でも、派遣で保育士として働く「派遣保育士」という働き方が注目されています。
派遣としての働き方
保育士は国家資格として専門業務を行うものであるため、資格を持つことで派遣社員としても働くことができます。
保育士資格者は全国的に少ないわけではないのですが、正社員として自分や家族の生活を支えていくとなると、給与的に厳しいというのが現状です。
しかしその反面で、保育士業界全体で人員不足が起きていることから、繁忙期など臨時で勤務をお願いできる派遣社員というのは大変ありがたい存在となります。
派遣保育士の場合、正社員として保育施設に勤務するのと違って時給制で給与計算が行われるとともに、残業を強要されるということがありません。
仮にどうしても残業が必要な場合でも、その分残業手当として給与に反映されるので、結果的には自分の報酬となるのです。
また、全ての派遣会社ではありませんが、一定期間欠勤や遅刻がなく勤務をした保育士に対して、派遣社員ボーナスを出すということもあり、勤務時間を優先して仕事を選びたいという人にとってはより良い環境で仕事を続けることができます。
派遣社員募集の求人を探す
派遣社員として保育士の仕事をするためには、まず保育士専門サイトなどで求人を探すところから始めます。保育士向けの派遣雇用形態は世間的ニーズがかなり高いということもあり、東京や千葉ではたくさんの派遣保育士の求人も出ています。
(参考HP:
#東京都で派遣保育士として働く【はぴほいく】
#千葉で派遣保育士として働く【はぴほいく】)
派遣社員として保育士業務に就く場合、正社員のように担任を持ったり自分で授業計画を考えたりといったことはなく、あくまでも補助業務をすることになるようです。
担任とならない分保育記録の作成といった事務作業からは開放されますが、担当となる保育クラスの担任と意見が合わないときなどは意見ができないもどかしさを感じることになってしまいます。
また、もし問題が起こってもその対応にあたるのは正社員の方となるので、責任感を以って保育の仕事に関わっていきたいという人は、そのあたりも考えて選びたいところです。
今では保育士として働くと言っても、雇用形態が様々なので自分のライフスタイルに合わせて職場を選べるのも派遣のメリットでもあります。
特に子供を育てながら仕事をするという場合も多いですし、保育施設側も柔軟な対応をしていかなければならないでしょう。