仕事と環境の現状
実際に保育事業に関係がある仕事としてはどのようなものがあるでしょうか。 同時に、どういった場所が活躍の場として考えられるでしょうか?
この2つについて見ていくことで、保育事業の現状がどのようになっているのか、ということについて追求します。 まずは保育に係る仕事の種類についててです。
1つ目に挙げることができるのは、やはり保育の名を冠する保育士でしょう。 保育士というのは、保育士の国家資格を取得している人のことを指し、主に子育てのプロとして仕事をしています。 また、保育施設や児童福祉施設が職場となっており、保育についての十分な知識が必要とされます。
2つ目は幼稚園教諭です。 幼稚園で仕事をする教師、という立場です。この幼稚園教諭として仕事をするためにも、幼稚園教諭免許状という免許が必要であり、無許可では出来ない仕事です。 幼稚園は義務教育ではありませんが、学校教育法によって決められている学校であるため、このような制度となっています。
3つ目は学童保育士です。 学童保育というのは、主に小学生について、親の仕事の都合で家に1人になってしまう子供を一時的に預かる仕事。 小学校と連携している現場も多く、近くに設置されていることも多いでしょう。 長期休暇中などにも稼働しているため、仕事の形態としては学校から独立しています。
4つ目は小学校教諭です。 これについては保育の現場とは少々違っていますが、上記の学童保育との繋がりを考えると無視出来ない現場でしょう。この小学校教諭にも、より細かい立場や種類が存在しています。 校長や教頭のほかに、養護教諭や栄養教諭、アドバイザーなどが含まれており、多方面から子供の健全な成長をサポートする現場となっています。
そして最後に、保育事務です。医療現場における医療事務のように、保育現場における事務を行うのがこの仕事ということになります。 園によっては保育士が兼任していることもありますが、規模の大きな園になると専任となることも多く見られます。 経理関連や保険関連などを中心に、仕事をしていくことになります。
どこで探すのか
では、実際にこういった保育事業の仕事というのはどのようにして探せば良いのでしょうか?
仕事探しの方法の1つとして、実際に保育の仕事を探すことができるサイトを紹介します。 このサイトでは、保育士・学童指導員の仕事を中心にして求人情報を掲載しており、自分の求めている仕事を簡単に見つけ出す事ができるようになっています。
仕事毎に待遇の違いなども存在しているため、そういった点については事前にわかるように表記が行なわれています。 さらに、職場の範囲も都内だけではなく、神奈川県や埼玉県など、周辺にまで広がっており、自分の居住地域からより仕事がしやすい場所で探すことができる、というのもメリットの1つとなるでしょう。
基本的に保育の現場というのは人手不足の状況であり、売り手市場であることは間違いありません。 しかし、それでも良い職場と、そうではない職場というものが存在しているのが実状です。 こういった求人の方法をうまく活用することで、より良い職場を探すことがポイントとなってくるでしょう。