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ベビーシッターの指名について

指名されると時給アップ

ベビーシッターとして就業するときには、まずベビーシッター派遣をしている企業に登録をするのが一般的です。

ベビーシッターの仕事を探す方法は大きく4種類があり、「ベビーシッター募集求人を探す」「ベビーシッター派遣会社に登録をする」「保育関連の専門学校に入学して斡旋してもらう」「ベビーシッターマッチングサイトで探す」というふうになります。

この中でも最も多くの人が利用しているのが「ベビーシッター派遣会社」で、名前を登録しておくことで希望に合った日時の仕事を紹介してもらえます。

個人で仕事をする場合と異なり、雇用主は依頼先の家庭ではなく派遣会社となるので、仕事を安定的にまわしてもらいやすく、トラブルの対処も任せることができます。

その場合、給与は基本的に時給額となり、最初に派遣会社と契約をした金額で時間内の勤務をすることになります。
時給額は地域や企業によって異なりますが、無資格の場合だいたい1000~1300円くらいです。

時給額は資格の有無や指名によって上下をすることとなっており、ベテランになると2000円以上の時給にもなります。

中でも指名を受けられるかどうかは給与額を大きく左右することとなりますので、最初のうちは受けた仕事を丁寧にこなすとともに、実務に役立つ資格を取得していくとよいでしょう。

指名を受けられるようになると通常の料金に加えて「指名料」が加算されることになるので、それだけ信頼性の高い仕事が求められます。

どんな人が指名を受けやすいか

ベビーシッターとして指名を受けやすい人とは、ズバリ「信頼性できる人」です。
先生という立場で子供や保護者に接することになる保育士や幼稚園教諭と異なり、ベビーシッターはあくまでも子供の身の回りのお世話をするという仕事です。

そのため利用をする親にとっては、自分たちの教育方針をきちんと理解してくれ、間違いなく遂行してくれる人が最も好ましい人材となります。

ベビーシッターを行うときには、食事の内容や質、注意すべきこと、守ってもらいたいことなどをいくつか提示されるのが通常です。

初心者のうちはまずそうした言いつけは必ず守るようにし、契約の時間が終わったときには時間内に起こったことを丁寧に報告するようにします。

また保育技術や経験がいくらあっても、肝心のコミュニケーション能力がないとそれを生かすことができません。

お客さんとなる依頼主に対して丁寧に接するとともに、きちんとした身なりやハキハキとして返事などを心がけていくことで、少しずつ指名のとれるベビーシッターになれることでしょう。

子育てにおいてはママさん同士のネットワークがありますので、近所で評判を上げることができれば別の家庭からもオファーを受けられるかもしれません。