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保育士

国家資格である仕事

保育業界の仕事として、まず1つ目に紹介するのは「保育士」の仕事です。
保育士は国家資格によって許可される仕事であり、法律上では「専門的知識及び技術をもって、児童の保育及び児童の保護者に対する保育に関する指導を行うことを業とするもの」(児童福祉法代十八条)と定められています。
名称独占資格、というものであり、この資格を取得していない人は保育士をなることが出来ない、という仕事となります。

この保育士に関しては、男女雇用機会均等法によって環境の変化があったと言えるでしょう。
というのも、男女雇用機会均等法以前においては、この資格は「保母」という名前で呼ばれていました。
仕事の内容自体は変化していないものの、従事者がほとんど女性であった、ということからこのような名称が採用されていたわけです。
これが男女雇用機会均等法と男女共同参画社会基本法によって変化し、今の「保育士」という名称に変化、そしてだんだんと男性の保育士も増加してきている状況にある、ということです。

ただ、「保母」と呼ばれていた時代においても、男性従事者がいなかったわけではありません。
その際には「保父」という資格名とは違った名前で呼ばれることもありました。
しかし、これについては正式な名称ではないため、何かの書類などの職業欄には正式名称である保母と記入する必要があったと言えます。

新規参入する保育園などは最初から男性の従事もある程度考えて作られるものの、昔からある保育園などにおいてはこの対応が中々行なわれていない場所があるのも現状です。
例えばトイレや更衣室などが女性のものしか無いために、現実的に男性を保育士として採用する事ができない場所なども存在している、ということです。

保育士について知っておくこと

では、この先で紹介する「保育士」についての情報について、ここでは要点を紹介します。
まず1つ目の項目は「保育士になるには」です。
保育士は前述の通り資格職であるため、誰でもなることができるわけではありません。
しかし、やはり前述の通り性別による障壁というのは法律上は取り払われ、絶対になれない人が存在する仕事ではなくなりました。

次に紹介するのは「保育士のやりがい」についてです。
子供を保育する、という重い責任のある仕事であるがために、この仕事における達成感というのもやはり大きなものとなると言えるでしょう。
保育士として仕事をしていく上では非常に重要なポイントとなるやりがいの面を紹介していきます。

さらに「保育士の給与」についてです。
保育士というのは慈善事業ではなく、あくまでも仕事です。
仕事である以上、やりがいだけではなく、給与等の待遇についても十分知っておく必要があるでしょう。

その次は「保育士の一日」についてです。
保育士の仕事としてはどのようなことがあるのか、ということをタイムスケジュールとして追いながら紹介します。
実際になりたいと考えている人が具体的に考えられる項目とします。

加えて「保育士の職場」についても紹介します。
保育士が活躍している現場にはどのような場所があるのか、ということを中心に紹介します。

そして「保育士の資格」についてです。
国家資格である保育士資格のほかに、保育現場において活躍が考えられる資格はあるのでしょうか?

最後に「派遣保育士という働き方」についてです。
正規雇用の保育士だけが保育士ではありません。
派遣雇用での保育士の現状や、メリット・デメリットについて紹介し、1つの選択肢として紹介します。